三 岐 鉄 道 の 主 な 特 色

 

運行開始8年目の三岐北勢線

 2003(平成15)4月、三重県北勢地域の新しい鉄道路線として、三岐鉄道北勢線がスタートしました。北勢線は、1914(大正3)年に北勢鉄道として運輸営業を開始し、いくつかの経営母体を経た後、現在は当社が運行している路線ですが、三岐北勢線として生まれ変わってからは、駅はもちろん、車両・線路・電路設備をはじめ、あらゆる施設の改善に取り組むとともに、沿線市町や住民の皆様のご協力に支えられながら、旅客誘致を進めております。

 北勢線は線路幅が762mmの特殊狭軌路線で、ひと回り小さな電車が行き来する全国でも珍しいユニークな路線です。しかし、電車は小さくても、地域の大切な足として、毎日大勢のお客様を運んでおります。
 (詳しくは、こちらをご覧下さい。)


北勢線(西桑名〜阿下喜


三岐線(近鉄富田〜西藤原


三岐線の貨物列車

COの削減に寄与する貨物輸送が健在

 全国のほとんどの私鉄が貨物輸送から撤退する中で、三岐鉄道三岐線では現在も一日に何往復も長編成の貨物列車が行き交っております。当社の貨物輸送は、東藤原駅に隣接する太平洋セメント藤原工場で生産されるセメントやその関連製品を貨車に積み、専用の電気機関車で牽引して運んでいるもので、トラックなどで輸送する場合に比べて一度に運ぶ量がケタ違いに多いことから、CO2の排出量がはるかに少なく、環境にやさしい輸送手段として各界の注目を集めております。

 近年では、中部国際空港建設時に埋立工事用土砂を輸送するなどの実績があり、当社は鉄道輸送を通じて我が国の産業の発展を支えております。

パーク&ライドや特色ある駅づくりで、地域に密着した鉄道を営業

 “地域とともに歩むを”をモットーに、三重県北勢地域において二本の路線を営業する三岐鉄道では、少子化・高齢化社会に対応し、各駅で無料駐車場・駐輪場を整備してお客様が駅にアクセスしやすい環境を作るとともに、三岐線での自転車を無料で電車に持ち込むことができるサイクルパスの運行など、お子様からお年寄りの方まで気軽に電車を利用できるように、様々な取り組みを実施しております。
 (詳しくは、こちらをご覧下さい。)
 また、毎週日曜日に西藤原駅前でミニSLを無料運行する“ウィステリア鉄道”、様々な鉄道貨車や貨物輸送関連の展示品を収蔵する“貨物鉄道博物館(丹生川駅)”、地元で生産された作物などを販売する“ふれあいの駅うりぼう(大泉駅)”など、地元の住民やボランティアの方々が各駅の活性化に寄与されており、地域に根ざした鉄道として親しまれております。


ユニークな外観の西藤原駅


図書館と駅が「同居」している大安駅